あなたは、大切な友人を亡くなったという経験は、ありますか?
その時に、「このことを教えていたら・・・」と、後悔しませんでしたか?
今からちょうど10年前、私の唯一無二の親友が40歳の誕生日を目前に亡くなりました。
ガンでした。
身体に異変を感じ診察を受けた時点で、ステージフォー、余命三か月と診断されました。
そこから八か月の闘病生活の末、その甲斐なく静かに人生の幕をとじられました。
午前3時に急にハッと目が覚めました。
ほぼ同時に、親友のご主人からメールで訃報を受けたのですが、
"どうしよう、どうしよう、、、"
と呟きながら、一人パニックに落ち入り、携帯を握りしめたまま、自宅のリビングを行ったり来たり泣きながらウロウロ歩きまわったのを、今でも覚えています。
彼女には三人のお子さんがいて、一番下のお嬢さんはまだ3歳になったばかり。
美しく穏やかな表情で棺に横たわる彼女のそばで、
"お母さん早くおきて!みんなきてるよ!"
と、無邪気に何度も呼びかけていました。
胸が張り裂けそうな思い。
そんな感じを初めて味わいました。
私は子どもの頃から恐らく、化学物質アレルギー。
当時は今ほど「○○アレルギー」という表現をしていなかったのですが、きっと今なら「化学物質アレルギー」と言うかもしれません。
石油から作られた市販のシャンプーやら、香りのものやら、洗剤やらがとても苦手でした。
身体の調子も肌も髪も、反応してすぐにぼろぼろになってしまう。
思春期の女子には、とてもツライこと。
感覚で「なんとなく」石油合成のものがよくない事は知っていて、後になって身近な日用品、化粧品の成分に石油合成の発癌性の物質が沢山使われている事も知りました。
だから、自分の生活の中からは極力石油合成のものは使わない、避ける様に気をつけていました。
自分の身を守ることが大切ですから。
虫除けや、消臭剤、防虫剤、香りのものも一切使いませんでした。
安全なものを求めて、100%脱石油の日用品、化粧品を探して使っていました。
でも、その頃の私は「誰かに対して干渉する」ことがイヤで、誰にもその事は伝えたことは無く、もちろん彼女にもそんな話はしていませんでした。
自己責任で出来る範囲で使えばいい。
私は特別に肌が弱いけれど、彼女も周りの人もそうでなければ、特に気をつけなくてもいいのだろう。
そんな風に思っていました。
彼女が死んで、私は失意のどん底に落ちました。
大切な親友、80歳、100歳になってもずっと仲良しでいよう。お互い支えてあっていこう、、って思っていました。
でももう、彼女はこの世にいない。
私はとても後悔しました。
何故、自分が大切にしている価値観を、情報を一番大切な人に伝えなかったのだろうと。
自分を沢山責めました。
もちろん、私のせいで彼女が亡くなった訳ではありません。
私が伝えていたとしても、避けられない事だったのかもしれない。
でも、もし、伝えていたら未来は少し変わっていたかもしれない。
変えることができた、かもしれない。
その後悔は、今でも私の中に。
洗剤や化粧品で荒れてしまう肌の弱い方だけでなく、肌が強いからこそ「気付くことが難しい」のが、何を原材料として作ったものなのか、ということ。
私たちはついつい「安さ」「入手のしやすさ」に目を奪われます。
それも致し方ないところはありますが・・・
石油製品を顔に塗って、洗濯に使って、食器を洗って・・・
私たちの体の中に積極的に取り入れていることを、知るか知らないか、そして、取り入れるか取り入れないかを、「自分で」決める・・・今はそんな時代にもなってきていると思います。
あくまでも「情報」をお伝えするということと、実際に使ってみて、考えてみて欲しいのです。
その上で、ご自身が何を選択するか。
そこがとても大切になってきます。
詳しく知りたいという方は、お問い合わせください。
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